僕が一番面白いと感じたのは、モバイルソーシャルゲームはひたすらEnterを押し続けるような単純なゲームに見えながらも、裏側では以下のような技術やノウハウが凝縮された、かなり高度なサービスだということです。
- 限られた機能、コンテンツ、UIでいかにユーザを楽しませるか(ゲームニクス理論、エクスペクトロジー、時間の使わせ方など)
- どうユーザ間のコミュニケーションを楽しませるか
- データマイニングに基づくチューニング
- フレームワークを利用した少人数、短期間での開発
- クラウドサービスや並列処理を利用した負荷分散
個人的には、これからゲームビジネスはどんどんパッケージ型から課金型へビシネスモデルが変換していくと予測しています。据え置き型のゲームも初期の価格設定を低く抑えて、コンテンツやアイテムなどで課金していくのが主流になっていく気がします。正直、僕自身がモバイルソーシャルゲーム(怪盗ロワイヤルとかドリランド)をやった限りでは、システムが単調すぎてのめり込むほど面白いとは思えなかったんだけれども、おそらく今後はスマートフォン向けの新しいゲームがどんどん出てきて、もっとリッチなコンテンツを求めるユーザ層も獲得していくだろうと思っています。メインフレームがオープン系のワークステーションに置き換えていったようにね。海外進出もどんどん進められているようなので、日本のIT企業が海外の市場でどれだけ戦えるのか楽しみですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿