最近、一人で開発を始めたのですが、ワークスペースが全部ローカルのMacに入っているので気持ち悪いと思い、Dropboxをレポジトリにしてgitを導入してみた。僕はsubversionしか使ったことないのですが最近の若者に流行りらしいのであえて。一番の違いは、serverで一元的に管理するsubversionとは対照的に、gitはすべてのコピーがマスタレポジトリのフルコピーを持っていて、ヒストリーの確認は勿論、コミットもできる分散レポジトリであるという点みたいですね。
とりあえず、Mac OS X 用のインストーラーがココにあるので、ダウンロードしてインストール。git help とコマンドを打ってみると、add/checkout/diff/commitなどsubversionで見慣れたコマンドが並んでいて一安心。
まず、user.name、user.emailをgit config コマンドで登録します。
git config --global user.name foo git config --global user.email foo@bar.com
どうやらversion1.7.5からはレポジトリとワークスペースのディレクトリを別にする--separate-git-dirというオプションが追加されたようなのでDropboxだけでレポジトリを管理しようかとも思ったのですが、DropboxをマスタにしてLocalドライブを自分用にした方が分散レポジトリというgitの哲学に合ってるんじゃないかなぁと感じたのでそうしました。毎回マスタにPushするのはちょっと面倒かもしれないけど。
レポジトリを作るのはアホみたいに簡単で、Dropboxに適当なディレクトリを作って(e.g. $HOME/Dropbox/git_repos/MyProject.git)、そこにcdしてgit --bare init とコマンドを打つだけ。
僕はEclipseでGoogle App Engineのアプリケーションを書いているのでEGITというEclipseから使える管理ツールをインストールしました。subversionで言うsubclipseみたいなもので、ちょっと触ったところ使い方は殆ど同じなので、10分位でレポジトリ作ってcommitしてDropboxにpushするところまでできてしまいました。試しに、マスタレポジトリからgit clone で適当なディレクトリにコピーしてみたらちゃんとディレクトリ構造がコピーされました。Dropboxはディレクトリごとに他のユーザと共有とかできるはずなので、$HOME/Dropbox/git_repos/MyProject.git を他のユーザと共有すればマスタリポジトリの共有も出来ますね。
今回の作業では以下のページを参照しました。どうもありがとうございました。
Subversion ユーザーが Git を使ってみた (基本操作編)
Dropboxを利用してGitのプライベートリポジトリをつくる方法
git 1.7.5で追加されたオプションを使ってgit on Dropboxの運用を見直す
EGit/User Guide
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